🗞️中学受験用こどもニュース

今日の5分ニュース学習

2026年9月13日(日)

ニュース 2 件 ・ 問題 14 問 ・ 目安 5〜10 分

ニュース 1地理公民国際

IEAが石油供給の見通しを引き下げ。中東の混乱により、石油が安定して届くようになるのは来年以降になると予想されています。

なぜ重要?

石油は私たちの生活や経済に欠かせない資源です。供給が減ると価格が上がり、物価全体に悪影響を及ぼすため、世界中で今後の見通しが注目されています。

小学生向け解説

世界で使うエネルギーを調べている「国際エネルギー機関(IEA)」が、石油が手に入りにくくなっているという報告を出しました。主な理由は、中東の国々で争いが続いていて、船で石油を運ぶのが難しくなっているからです。この状況はすぐには解決せず、来年まで続く見込みです。石油が足りないと、ガソリンや灯油、電気代が高くなるなど、私たちのくらしに大きな影響が出ます。また、価格が高すぎることで、石油を使いたくても使えない国や企業も出てきています。世界は今、石油に頼りすぎないエネルギーへの切り替えを急いでいますが、石油はまだ私たちの生活を支える大切な資源なのです。

中学受験ポイント

  • 石油は中東地域から多く運ばれており、地域の平和が安定に直結していること
  • ホルムズ海峡などの「チョークポイント(輸送の要衝)」の重要性
  • 供給不足が物価の上昇(インフレ)を引き起こす仕組み

覚える言葉

IEA
石油などのエネルギー問題を話し合う、世界中の国々が集まってできた組織。
下方修正
予想していた数値を、前よりも低いものに書き換えること。
ホルムズ海峡
ペルシャ湾の入り口にある、石油を運ぶタンカーが必ず通る非常に重要な海路。
需給
「需要(ほしい量)」と「供給(売れる量)」のバランスのこと。
逼迫(ひっぱく)
余裕がなくなり、きびしい状態になること。

関連知識

地理中東地域の主要な産油国の位置 / ホルムズ海峡が「タンカーの通り道」として極めて重要であること
歴史過去のオイルショックが発生した歴史的背景 / 中東における紛争の歴史
公民エネルギー資源のほとんどを輸入に頼る日本の現状 / エネルギー安全保障(安定してエネルギーを確保することの重要性)

問題にチャレンジ

  1. 選択問題

    石油の供給不安が続くと、世界中でどのような経済的な悪影響が予想されますか。

  2. 記述問題

    中東地域の安定が私たちの日常生活に与える影響について、石油の供給と価格の仕組みをふまえて説明しなさい。

  3. 一問一答

    エネルギーの需給状況を調査している国際機関「IEA」とは、日本語で何という組織ですか。

  4. 選択問題

    中東から石油を運ぶ際に重要な、船が通る狭い海域や輸送の要衝のことを何と呼びますか。

  5. 一問一答

    中東地域で石油を運ぶ船の通行が難しくなっている主な理由は何ですか。

  6. 選択問題

    世界が石油に頼らないエネルギーへの切り替えを急いでいる理由はなぜですか。

  7. 一問一答

    石油の供給が不足し価格が上がると、私たちの家計にはどのような影響がありますか。

保護者向け解説

石油供給の減少は、単なる燃料不足だけでなく、輸送コスト増を介した世界的なインフレのトリガーとなり得ます。お子様には、ニュースをきっかけに「ガソリンや電気料金が家計に与える影響」や、「なぜ日本が中東との関係を大切にしているのか」といった視点を話し合ってみてください。また、化石燃料への依存リスクを考え、脱炭素社会や再生可能エネルギーへの転換が、なぜ単なる環境問題ではなく『安全保障の問題』として語られるのかを伝えると、より深く社会科を理解する一助となります。

ニュース 2地理公民国際

インドでBRICS首脳会議が開幕。世界に大きな影響力を持つ国々が集まり、中東情勢や貿易のルールについて話し合いました。

なぜ重要?

BRICSは世界人口の約半分、経済力の約4割を占める巨大な枠組みです。今回、対立もある中国とインドの首脳が直接会うなど、国際社会の勢力図や今後の経済の動きを占う上で非常に重要な会議となりました。

小学生向け解説

2026年9月、インドの首都ニューデリーで「BRICS(ブリックス)」という国々の集まりが開かれました。BRICSは、中国やインド、ロシアなど、経済が急成長している国々で構成されています。世界中から注目されている理由は、加盟する国々を合わせると、世界人口の約半分、世界全体の経済力の約4割にもなるからです。 今回の会議では、中東での争いや、国ごとの貿易のルールなど、世界中の困りごとについて話し合われました。特に、関係が少しぎくしゃくしていた中国とインドのリーダーが顔を合わせたことは、世界が平和に向かうためにも大きなニュースです。このように、力を持つ国々が手を取り合えるかどうかが、私たちの暮らしにも深く関わっています。

中学受験ポイント

  • BRICSは人口や経済力で世界全体の大きな割合を占めるグループ。
  • 今回の議長国はインドで、会議はニューデリーで開催された。
  • 加盟国同士の経済協力だけでなく、国際的な平和や安全についても話し合われる。

覚える言葉

BRICS
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなどを中心とした、経済成長が著しい国々の集まり。
議長国
会議を主催し、話し合いの進行や取りまとめを行う国。
GDP
国内総生産。その国で1年間にどれだけの富が生まれたかを示す数字で、経済力のものさしになる。
中東情勢
西アジア周辺の国々で起きている争いや政治的な不安定な様子のこと。
首脳会談
国を代表する大統領や首相同士が直接話し合うこと。

関連知識

地理BRICS加盟国の位置(ブラジルは南米、インド・中国はアジア、ロシアはユーラシア大陸など)。
歴史第二次世界大戦後の国際的な協力関係や、冷戦時代の勢力構造の変化。
公民国際連合(国連)などの国際機関の役割と、各国の利害関係の調整。

問題にチャレンジ

  1. 記述問題

    BRICSのような影響力を持つ国々のグループが、国際的な会議で話し合いを行うことは、私たちの暮らしにどのような意味を持つと考えられますか。理由を含めて簡潔に答えなさい。

  2. 一問一答

    2026年9月にBRICS首脳会議が開かれた都市はどこですか。

  3. 選択問題

    BRICSに関する説明として最も適切なものはどれですか。

  4. 選択問題

    今回のBRICS首脳会議の議長国はどこですか。

  5. 一問一答

    BRICS加盟国の人口は、世界全体の約何割を占めるとされていますか。

  6. 一問一答

    今回の会議で話し合われた、世界的な困りごとのテーマを2つ挙げてください。

  7. 選択問題

    本文で「平和に向かうためにも大きなニュース」として取り上げられた出来事はどれですか。

保護者向け解説

BRICSは中学生の公民分野でも登場する重要なキーワードです。今回のニュースは、ただの会議の報告だけでなく「世界が多極化し、新興国が力を持っている」という国際社会の変化を象徴しています。お子様には、ニュースアプリやテレビで各国の国旗を目にする機会を作り、「どこの国が何を目指しているのか」という視点を促すと良いでしょう。特に中国やインドなど、アジアの経済発展はお子様の未来にも大きく関わります。家族で「世界中で仲良くするために何ができるか」を話し合うきっかけにしてみてください。