🗞️中学受験用こどもニュース

今日の5分ニュース学習

2026年9月11日(金)

ニュース 2 件 ・ 問題 14 問 ・ 目安 5〜10 分

ニュース 1公民

衆議院の議員を減らすべきか?野党4党が「第三者機関」による検討を提案

なぜ重要?

衆議院の議員数は、選挙制度の根本に関わる重要な問題です。与党が提案する定数削減に対し、野党側が「公平な第三者による検討」を求めたことは、国会での議論のあり方や、政党間の力のバランスを考える上で重要なニュースです。

小学生向け解説

衆議院では、国会議員の数を減らすべきかどうかの話し合いが進んでいます。与党は、議員の数を減らす計画を立てていますが、野党の4つの政党が「自分たちだけで決めるのではなく、政治に関係のない人たちを入れた『第三者機関』で、じっくりと話し合うべきだ」と申し入れました。なぜなら、自分たちに有利なようにルールを変えようとしているのではないか、という心配があるからです。国会議員の人数は、私たちの意見がどのように国政に届くかを決める大切なルールです。特定の政党の意見だけで決めず、公平に話し合おうとする姿勢が求められています。

中学受験ポイント

  • 衆議院の議員定数は、選挙制度の根幹に関わる重要事項である。
  • 「第三者機関」とは、特定の政党から独立した中立的な立場の専門家などで構成される組織のこと。
  • 定数削減は、議員の活動効率や民意の反映のあり方に関連して常に議論の対象となる。

覚える言葉

衆議院
国会を構成する二つの院のうちの一つ。任期が短く、解散がある。
定数
あらかじめ決められた議員の総人数のこと。
第三者機関
関係者以外の客観的な立場の人が集まり、公平に物事を決めるための組織。
与党
政権を担当している政党のこと。今は自由民主党などが中心。
野党
政権を担当していない政党のこと。与党の政策をチェックする役割がある。

関連知識

公民国会の役割と二院制の仕組み / 選挙制度の基本(小選挙区制と比例代表制)

問題にチャレンジ

  1. 選択問題

    衆議院の議員定数に関する議論で、最も重視されるべき考え方はどれですか。

  2. 記述問題

    なぜ国会議員の人数を減らす議論において、野党は「第三者機関」の活用を提案したのでしょうか。その理由を「ルール」という言葉を使って簡潔に説明してください。

  3. 一問一答

    特定の政党から独立し、中立的な立場の専門家などで構成される組織のことを何と呼びますか。

  4. 選択問題

    「第三者機関」による検討を提案した側は、何が重要だと考えていますか。

  5. 一問一答

    国会議員の人数を変えることは、何の仕組みに関わる重要な事柄ですか。

  6. 選択問題

    衆議院の議員定数の増減は、私たちの社会においてどのような影響を与えますか。

  7. 一問一答

    今回、野党4党が第三者機関による検討を提案した主な理由は何ですか。

保護者向け解説

このニュースは、政治における「公正さ」を考える良い題材です。定数削減という数字の変化だけでなく、なぜ野党が「第三者機関」というクッションを求めたのかという点に注目させてください。自分の有利・不利だけでルールを変えることは、民主主義の根幹を揺るがしかねません。「誰がルールを作るのか」「ルールを作る過程に誰を参加させるべきか」といった視点は、公民分野の重要テーマです。ご家庭でも「もしクラスのルールを変えるとき、自分たちだけで決めるのと、先生や他のクラスの人にも相談するのとで、どちらが公平だと思う?」といった問いかけから話を広げてみてください。

ニュース 2地理公民国際環境

北欧のアイスランド、2027年に商業捕鯨を禁止へ

なぜ重要?

世界で捕鯨を続ける国が減る中、海洋資源の保護や動物愛護の観点から国際的な注目が集まっています。他国の決断は、日本の水産政策や国際社会での立場にも影響を与える可能性があるため重要です。

小学生向け解説

北欧の国アイスランドが、2027年2月に、海でクジラをとる「商業捕鯨」をやめるための新しい法律を国会に出す予定です。もしこれが決まれば、クジラをとって食べる文化を続けているのは、日本とノルウェーの2カ国だけになります。アイスランドは、観光業の発展や、クジラの命を守るという考えから、クジラをとることをやめる方向にかじを切りました。世界では、クジラは守るべき生き物だという考えが強くなっており、食べ物としての文化と、動物を守るという考え方がぶつかることがよくあります。今回のニュースは、世界の国々が環境保護や動物とどう向き合うかを考える大切な例といえます。

中学受験ポイント

  • アイスランドは北欧に位置する島国であり、火山や氷河が有名。
  • 商業捕鯨を続けている主要国は、日本、ノルウェー、アイスランドの3カ国(2026年時点)。
  • 食文化と動物愛護、環境保護の考え方の違いが国際問題になることがある。

覚える言葉

商業捕鯨
お金をもうけるために、クジラをとって肉などを販売すること。
連立与党
二つ以上の政党が力を合わせて、国を動かすグループのこと。
過半数
全体の半分をこえる数。会議や選挙で決めるときに使われる。
恒久的
一時的ではなく、これからずっと変わらず続いていくこと。
国際社会
世界にあるいろいろな国が、ルールを守りながら協力したり競争したりしている集まり。

関連知識

地理アイスランドは北極圏に近い島国。 / 北大西洋に位置し、漁業が盛んな国として知られる。
公民国会(議会)での法律の制定プロセスについて。 / 持続可能な開発目標(SDGs)と海の環境保護。

問題にチャレンジ

  1. 記述問題

    アイスランドが捕鯨をやめることを決断した背景には、どのような世界的な価値観の変化があると考えられますか。簡潔に説明してください。

  2. 一問一答

    アイスランドが商業捕鯨を中止する理由として、どのような産業の発展が挙げられていますか。

  3. 選択問題

    商業捕鯨をめぐる世界的な議論において、対立の背景となっている考え方の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。

  4. 選択問題

    次のうち、アイスランドの特徴として正しい説明はどれですか。

  5. 一問一答

    2027年以降、日本とノルウェー以外に商業捕鯨を継続する国は世界で何カ国になりますか。

  6. 一問一答

    アイスランドはどこの地域の島国ですか。

  7. 選択問題

    本文の内容に基づき、2027年2月以降のアイスランドで想定される変化は何ですか。

保護者向け解説

このニュースは「食文化の継承」と「動物愛護・環境保護」という、正解のない対立軸を学ぶ良い題材です。日本が捕鯨を続ける理由(伝統や資源管理)と、世界が捕鯨を制限する理由(絶滅危惧種の保護、感情的な反対)の双方があることを伝えてください。感情論で終わらせず、国ごとに環境や文化が異なることを理解させ、多様な価値観を認める国際感覚を育むきっかけとして活用してください。また、アイスランドの地理的特徴や、なぜその国が方針転換するのか(観光業への影響など)について深掘りすると、地理と公民の知識が結びつきます。