🗞️中学受験用こどもニュース

今日の5分ニュース学習

2026年9月12日(土)

ニュース 2 件 ・ 問題 14 問 ・ 目安 5〜10 分

ニュース 1公民

政府が消費税の見直しに向けた方針を検討しています。買い物をした時に支払う税金の仕組みをどう変えるか、国会で話し合うための準備が急ピッチで進められています。

なぜ重要?

消費税は国民生活や国の予算に直結する重要な税金です。税率や仕組みを変えることは、私たちの暮らしや国の経済活動を大きく左右するため、どのような議論が行われるかが注目されています。

小学生向け解説

みんなが普段、買い物をするときに支払う消費税。政府は今、この消費税を一時的に安くする「減税」を行うべきかどうか、話し合いを進めています。もし消費税が安くなれば、皆さんの身近な文房具やおやつを今より少し安く買えるようになるかもしれません。一方で、国は消費税を国のサービスや福祉のために使っているため、税金を減らすと、その分、道路の整備や学校の運営に使えるお金が足りなくなる心配もあります。政府は、国会でしっかりと話し合えるように、専門の担当大臣をおくことも考えています。これから国会議員たちがどのようなルールを決めるのか、私たちの生活とどう関わるのかを考えることが大切です。

中学受験ポイント

  • 消費税は間接税であり、私たちが直接税務署に納めるのではなく、お店を通じて納めている。
  • 減税には景気を良くする期待があるが、国の収入が減るため、公共サービスの維持が課題となる。
  • 国会での話し合いにより、税制の変更や新しい仕組みが決定される。

覚える言葉

消費税
物やサービスを買うときに支払う、国に納める税金のこと。
減税
税金の額や割合を減らすこと。
閣僚
国の大臣のこと。内閣で国の運営について話し合う人たち。
間接税
税金を負担する人と、税金を国に納める人が異なる仕組みの税。
国会
法律を作ったり、国の予算を決めたりする日本の最高機関。

関連知識

歴史1989年に日本で初めて消費税が導入されたこと
公民三権分立における国会(立法)と内閣(行政)の役割 / 税金の役割(公平・中立・簡素の原則)

問題にチャレンジ

  1. 選択問題

    日本の消費税について正しい説明を選びなさい。

  2. 記述問題

    消費税を減税することには、私たちの生活にとって良い面と難しい面の両方があります。それぞれの側面を簡潔に説明しなさい。

  3. 一問一答

    私たちが買い物の際に支払う消費税のように、お店を通じて間接的に納める税金のことを何といいますか。

  4. 選択問題

    減税を行うことのメリットとして、最も適切なものはどれですか。

  5. 一問一答

    消費税を一時的に安くする「減税」を行うことで、期待される経済的な効果は何ですか。

  6. 選択問題

    政府が税制の見直しを行う際、ルールを決める場所はどこですか。

  7. 一問一答

    税金を減らした際、国が公共サービスを維持するために直面する課題は何ですか。

保護者向け解説

消費税の議論は、受験において「税の役割」と「景気対策」を結びつける重要テーマです。ニュースを通じて、単に「税金が下がる」というメリットだけでなく、「税収が減ると公共サービスはどうなるのか?」という視点を親子で話し合ってみてください。また、間接税としての仕組みを復習し、なぜ日本で消費税が導入されたのか(高齢化社会における安定財源の確保など)という歴史的背景にも触れると、深い理解につながります。

ニュース 2公民国際

アメリカのトランプ大統領が、中間選挙で共和党が勝った場合に全ての成人市民へ5000ドルを支給する計画を改めて打ち出しました。物価高対策として支持を呼びかけていますが、実現に向けた財源確保については議論が続いています。

なぜ重要?

この計画は、国の経済政策が選挙結果にどう影響するかを示す重要な事例です。莫大な予算が必要となるため、財源の確保や国の借金、物価への影響など、経済の仕組みを考える上で非常に注目される政治的な動きだからです。

小学生向け解説

アメリカのトランプ大統領が、「中間選挙で共和党が勝ったら、大人全員に5000ドル(約77万円)を配る」という驚きの計画を発表しました。いまアメリカでは、物が値上がりして生活が苦しいと感じる人が多く、その不安を解消して多くの票を集めるのが狙いです。このお金の使い道について、トランプ大統領は「外国から輸入する品物にかける税金(関税)」を収入源にすると説明しています。しかし、本当にそんなにたくさんのお金が関税だけで手に入るのか、また、一度に大金を配ると逆に物価がもっと上がってしまうのではないかという心配の声も、専門家から上がっています。選挙に勝つためのアイデアが、本当に国民のためになるのかが問われています。

中学受験ポイント

  • アメリカの中間選挙は、大統領の任期の途中で議会の勢力図を決める重要な選挙である。
  • 「関税」は外国からの輸入品にかける税金で、国内産業の保護や国の財源のために使われる。
  • 多額の現金を配る政策は、景気を刺激する一方で、財政赤字やインフレ(物価上昇)を招くリスクがある。

覚える言葉

中間選挙
大統領の任期のちょうど真ん中に行われる、議会の議員を選ぶ選挙。
関税
外国から物を買うとき、国境で支払う税金のこと。
無党派層
特定の政党を強く支持していない人たちのこと。
財源
国や地方が活動するために必要な、お金の出どころのこと。
インフレ
物の値段が全体的に上がり、お金の価値が下がってしまう状態。

関連知識

地理アメリカ合衆国の州の仕組みと選挙区 / 世界の貿易と輸出入の基本的な構造
歴史過去のアメリカにおける景気対策と政府の介入
公民議院内閣制と大統領制の違い / 予算の仕組みと国の借金(国債)

問題にチャレンジ

  1. 記述問題

    多額の現金を国民に配布する政策には、どのようなメリットとデメリット(リスク)が考えられますか。教材の内容をふまえて説明しなさい。

  2. 一問一答

    アメリカで大統領の任期の途中に実施され、議会の勢力図を大きく左右する選挙を何と呼びますか?

  3. 選択問題

    トランプ氏が提案した政策の主な目的として、最も適切なものはどれですか?

  4. 選択問題

    専門家がこの政策の実現について懸念している点として、誤っているものはどれですか?

  5. 一問一答

    外国から輸入される商品にかける税金のことを何と言いますか?

  6. 一問一答

    市場でモノの値段が上がり、通貨の価値が下がってしまう現象をカタカナで何と言いますか?

  7. 選択問題

    この政策で資金源として検討されている「関税」の説明として、正しいものはどれですか?

保護者向け解説

本記事は、トランプ大統領による経済政策の提案を題材に、政治と経済の結びつきを学ぶものです。お子様には、「なぜ選挙前にお金を配るという提案が出るのか」という視点から、政治家が有権者に何をアピールしようとしているのかを話し合ってみてください。また、関税を増やすことが消費者にとってどのようなメリット・デメリットがあるのかを考えることは、中学入試の時事問題だけでなく、社会科の基礎である経済概念を養う絶好の機会です。過度な財政支出に対する慎重な意見があることにも触れ、多角的な視点を持つことを促すと効果的です。