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今日の5分ニュース学習

2026年9月4日(金)

ニュース 2 件 ・ 問題 14 問 ・ 目安 5〜10 分

ニュース 1公民国際

アメリカが製造業の人材育成を強化。中国との競争が激化する中で、米政府は自国の産業を守るため、技術者育成と中国製品への関税引き上げを急いでいます。

なぜ重要?

世界最大の経済大国であるアメリカと中国の間で、産業の主導権争いが続いています。この対立は日本の貿易や物価にも大きな影響を与えるため、国際情勢として非常に重要です。

小学生向け解説

今、アメリカでは「自分たちの国でモノを作る力を強くしよう」という動きが活発です。特に、中国が安い価格で大量の製品を世界中に売っていることに、アメリカの副大統領は危機感を持っています。アメリカ政府は、自国の工場で働く専門的な技術者を増やすための教育に力を入れ、さらに中国からの輸入品に新しい税金(関税)をかけて、中国製品がアメリカに入りにくくする作戦を考えています。まもなく予定されている米中首脳会談を前に、アメリカは中国に対して「自分たちの産業を守る」という強い姿勢を示そうとしています。

中学受験ポイント

  • アメリカは製造業の復活を目指して人材育成に力を入れている。
  • 中国の安い製品が大量に輸出されることにアメリカは警戒している。
  • 首脳会談を前に、関税などを使って通商交渉を有利に進めようとしている。

覚える言葉

製造業
工場などで原材料を加工して、製品を作る産業のこと。
関税
外国から商品を輸入するときに、国がその商品にかける税金。
過剰生産
需要(ほしいという数)以上にモノを作りすぎてしまうこと。
通商
国と国との間で行われる商品の売買や貿易のこと。
首脳会談
国を代表するリーダー同士が集まって、重要な話し合いをすること。

関連知識

地理アメリカ合衆国と中国の主要な工業地帯の場所。
歴史冷戦以降の米中関係の変化。
公民市場経済と政府の規制、貿易の役割。

問題にチャレンジ

  1. 選択問題

    アメリカが現在、製造業の復活を目指している主な理由として、最も適切なものはどれですか。

  2. 記述問題

    アメリカが中国に対して関税を引き上げようとしている背景には、どのような危機感があるか説明しなさい。

  3. 一問一答

    アメリカが現在、自国の産業を守るために力を入れているのは、どのような分野の人材を増やすことですか。

  4. 選択問題

    アメリカ政府が関税を引き上げようとしている主な目的は何ですか。

  5. 一問一答

    アメリカが中国製品に対して新たに追加しようとしている、輸入を制限するための税金を何といいますか。

  6. 選択問題

    米中首脳会談を前に、アメリカがとっている外交姿勢として正しいものはどれですか。

  7. 一問一答

    アメリカが中国に対して強い警戒心を持っている、中国の製品が持つ特徴とは何ですか。

保護者向け解説

このニュースは、現代の国際政治の大きなテーマである「経済安保」を扱っています。かつて「世界の工場」と呼ばれた中国が技術力を高めたことで、先進国は自国の雇用や技術流出を懸念するようになりました。ご家庭では、「なぜアメリカは自分たちの国でモノを作りたいのか?」を話し合ってみてください。輸入品が安く手に入る便利さと、自国の産業を守ることの難しさという「ジレンマ」を感じ取ることが、社会科的な視点を養う第一歩となります。

ニュース 2地理歴史公民国際

ロシアのプーチン大統領が、北方領土で企業を呼び込むための「税金免除」などの計画が順調に進んでいると主張しました。

なぜ重要?

北方領土は日本が固有の領土と主張する島々です。ロシアが開発を急ぐことで、日本との返還交渉や、将来的な解決をより難しくさせる可能性があるため注目されています。

小学生向け解説

ロシアのウラジオストクという街で、プーチン大統領が演説をしました。その中で、北方領土で会社を経営する人たちに対して「税金を安くする」という特別な決まりを作っていることについて、「とてもうまくいっている」と話しました。ロシアは2022年から、北方領土で働く企業から税金を取らないという仕組みを導入しています。最近では、国後島で飲み水の工場ができるなど、ロシアは北方領土の経済を活発にしようと努力しています。これは、北方領土を自分たちの国として開発し、強く結びつけようとする狙いがあります。

中学受験ポイント

  • 北方領土は、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4つの島のことです。
  • 日本は北方領土を「日本固有の領土」として、ロシアに返還を求めています。
  • ロシアが北方領土で経済活動を広げることは、日本との外交や平和条約の交渉に影響を与えます。

覚える言葉

北方領土
北海道の北東にある、日本が返還を求めている4つの島のこと。
税制優遇措置
企業などが払う税金を減らしたり、なくしたりすることで、経済を活発にする仕組み。
固有の領土
歴史的にも国際的にも、間違いなく自分の国の土地であること。
平和条約
戦争が終わったあと、国同士で仲直りをして、関係を正式に決めるための約束。
特区
国が特定の地域を決めて、他の場所とは違う特別なルールを認めるエリア。

関連知識

地理北海道の北東に位置し、千島列島の一部であること。 / 寒流(親潮)の影響を受け、豊かな漁場が広がっている。
歴史1855年の日露和親条約で、国境が択捉島とウルップ島の間と決められた。 / 第二次世界大戦の終わりごろ、ソ連(現在のロシア)が侵攻して占領した。
公民外交交渉の難しさや、国際的な決まりごとの大切さ。

問題にチャレンジ

  1. 記述問題

    ロシアが北方領土で経済活動を活発化させることが、日本とロシアの間の平和条約交渉にどのような影響を与えると考えられるか、あなたの考えを簡潔に述べなさい。

  2. 一問一答

    日本がロシアに返還を求めている北方領土を構成する4つの島のうち、国後島以外の島を2つ答えなさい。

  3. 選択問題

    ロシアのプーチン大統領が北方領土の経済計画について演説を行った場所として、正しいものはどれですか。

  4. 選択問題

    日本政府の北方領土に対する立場を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。

  5. 一問一答

    ロシア政府が北方領土への企業誘致のために行っている経済的な優遇策とは何ですか。

  6. 一問一答

    ロシアが北方領土の開発に力を入れる主な狙いは何ですか。

  7. 選択問題

    ロシアが北方領土で企業への税金免除を始めたのは何年からですか。

保護者向け解説

北方領土問題は、現代のニュースにおいて非常に重要なテーマです。お子様には「ロシアが土地を開発することで、日本との間にどんな問題が起こるのか」という視点を伝えてください。感情的にならず、日本政府が「領土問題である」と主張している根拠と、ロシア側の主張の違いを客観的に認識させることが、入試で問われる「多角的な視点」を養うことにつながります。地図帳で実際の場所を確認しながら、日本とロシアがどのような関係にあるかを話し合うきっかけにしてみてください。