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今日の5分ニュース学習

2026年7月20日(月)

ニュース 2 件 ・ 問題 14 問 ・ 目安 5〜10 分

ニュース 1公民

国旗を傷つける行為を罰する「国旗損壊罪」の法案について、国会で専門家から意見を聞く会議が開かれました。

なぜ重要?

私たちの国を象徴する国旗をどう扱うべきかという問題に加え、日本国憲法が大切にしている「表現の自由」と、法律で何を守るべきかという基準のバランスを考える重要な議論だからです。

小学生向け解説

日本国旗(日の丸)を、わざと汚したり壊したりする行為を罰するための新しい法律案について、国会で話し合いが行われました。今の法律では、外国の国旗を傷つけると罰せられますが、日本の国旗には同じようなルールがありません。この公平さを保つことが法案の理由ですが、一方で「気に入らない意見を言ったり、旗を燃やして抗議したりすることも『表現の自由』ではないか?」という反対の声もあります。また、どのくらいの汚れや壊し方が罰の対象になるのか、あいまいで判断が難しいという意見もあり、専門家の間でも慎重に議論するべきだという声が多く上がっています。

中学受験ポイント

  • 日本国憲法が保障する「表現の自由」と「公共の福祉」の調整について考える。
  • 外国の国旗を傷つける行為は、すでに刑法で「外国国章損壊罪」として処罰されることを理解する。
  • 新しい法律を作るには、その必要性(立法事実)と、憲法に違反しないかの確認が重要であること。

覚える言葉

国旗損壊罪
国旗をわざと傷つけたり汚したりする行為を罰するための、新しく作られようとしている法律のこと。
表現の自由
憲法で守られている、自分の考えや意見を自由に発表できる権利。
立法事実
法律を作る必要がある、という理由になる社会的な事件や事実のこと。
参考人質疑
国会で、その分野に詳しい専門家を呼び、意見やアドバイスを聞くための会議。
罪刑法定主義
「どんな行為が犯罪で、どんな罰を受けるか」を前もって法律で決めておかなければならないという考え方。

関連知識

公民憲法第21条(表現の自由) / 刑法における国旗等の扱い / 国会の役割(立法権)

問題にチャレンジ

  1. 選択問題

    日本国旗を損壊する行為を罰する法案が議論されている主な理由として、最も適切なものはどれですか?

  2. 記述問題

    「国旗損壊罪」の法案を検討する際、法律家はどのような点に気をつけて議論すべきか、本文の内容を踏まえて書きなさい。

  3. 一問一答

    外国の国旗を傷つけた場合に適用される法律上の罪の名前は何ですか?

  4. 選択問題

    専門家が国旗損壊罪について慎重な議論を求めている理由として、誤っているものはどれですか?

  5. 一問一答

    国旗損壊罪の導入に対し、反対派が挙げている憲法上の権利は何ですか?

  6. 選択問題

    日本国憲法において、国旗損壊罪のような新しい法律を検討する際に、社会全体の利益と対立することが多い考え方はどれですか?

  7. 一問一答

    新しい法律を作る際、憲法に違反していないか確認する以外に重要な要素は、法律を作るための何と呼びますか?

保護者向け解説

本件は、国家の象徴に対する敬意と、個人の思想や表現の自由という、民主主義社会における二つの価値観が対立するテーマです。小学生には「ルールを作る際、何を優先すべきか、何があいまいで危険か」という視点を問いかけるとよいでしょう。例えば「自分の意見を旗に書いて抗議することは自由か、それとも汚していることになるのか?」といった具体的なケースで議論すると、憲法的な論点(表現の自由の範囲)が身近に感じられます。大人側の意見を押し付けず、子供が「どこからが表現で、どこからが罪になるのか」を考えるプロセスを大切にしてください。

ニュース 2公民

選挙中のSNS偽情報対策が強化されます。2027年春から、AIで作られた画像や動画に表示が義務付けられるなど、新しいルールが始まります。

なぜ重要?

近年、SNSで事実と異なる情報や、AIが作った偽の画像が選挙の結果に悪影響を与える恐れが出ています。公正な選挙を守ることは民主主義の根幹であるため、この法律は極めて重要です。

小学生向け解説

選挙の時期に、SNSで嘘の情報が広がったり、AIを使って作った偽の動画が本物のように見せかけられたりすることが大きな問題になっています。そこで、2027年から新しいルールが始まります。一つは、SNSの会社に対して、悪い情報が広がらないように対策を義務付けること。もう一つは、AIで作った画像や動画には「これはAIで作ったものだ」というマークを表示するように決めたことです。選挙はみんなの代表を選ぶ大切な行事です。誰かの嘘や操作によって選挙の結果がゆがめられないよう、国がしっかりとルールを整えることになりました。

中学受験ポイント

  • 選挙の公正を保つため、SNS業者に情報対策を義務付けた。
  • 生成AIで作った画像や動画には、AI使用の表示が義務化された。
  • 2027年春の統一地方選挙からこの新しいルールが適用される。

覚える言葉

公職選挙法
国会議員や地方の議員、首長を選ぶ選挙のルールを決めた法律。
生成AI
指示を出すと、人間が作ったような文章や画像、動画を自動で作る人工知能。
SNS
インターネット上で誰でも情報を発信したり、他の人と交流したりできるサービス。
誹謗中傷
根拠のない悪口を言って、相手の評判を落としたり傷つけたりすること。
統一地方選挙
日本全国の多くの都道府県や市町村で、同じ時期に行われる地方選挙のこと。

関連知識

公民民主主義における選挙の役割 / 情報リテラシーとメディアのあり方

問題にチャレンジ

  1. 記述問題

    選挙において、SNS上の偽情報やAIによる偽動画対策が必要とされる理由について、自分の言葉で簡潔に説明してください。

  2. 一問一答

    選挙におけるSNS上の偽情報対策として、2027年春からAIで作成されたコンテンツにはどのような表示が義務付けられますか。

  3. 選択問題

    国が選挙においてSNSの偽情報対策を強化する最大の理由として、最も適切なものはどれですか。

  4. 選択問題

    2027年から始まる新しいルールについて、説明として正しいものはどれですか。

  5. 一問一答

    SNS事業者に対して、選挙期間中に新しく課されるようになった義務は何ですか。

  6. 一問一答

    これらの新しいルールが適用され始めるのは、何年春からですか。

  7. 選択問題

    生成AIによって作成された動画をSNSで公開する際、新ルールではどのような対応が必要になりますか。

保護者向け解説

近年、海外でも選挙の際にディープフェイク動画などが世論を操作するリスクが指摘されており、日本でも早急な法整備が進められました。受験では、単にルールの内容を覚えるだけでなく、「なぜ民主主義社会において正しい情報が重要なのか」という視点が問われます。ご家庭では「ネットで見かけた情報が本当かどうか確かめるにはどうすればいいか?」といった対話を通じて、お子様の情報リテラシーを高めるきっかけにしてください。